✿ この記事で分かること
- ICTやカリマネのリーダーに抜擢された若手が、ベテランから受ける反発
- 教育の世界の「2:6:2の法則」と、職員室の序列
- 推進リーダーだった私が、今振り返って思うこと
- 管理職の「丸投げ」と、孤立するリーダーへのエール

職員室に流れる、あの重苦しい沈黙。勇気を出して提案したICT活用や総合的な探究の指導案に、「これ、やる意味あるんですか?」という代案のないダメ出しが飛んでくる……。そんな経験、ありませんか。今回は、学校現場における「世代格差」という、避けては通れない、でも非常にデリケートな問題について、本音でぶっちゃけたいと思います。
若手リーダーの抜擢と、その落とし穴
最近、若手や中堅の先生がICT活用やカリキュラム・マネジメント(カリマネ)のリーダーに抜擢される機会が増えています。管理職も、新しい学習指導要領に対応するため、意欲的でデジタルに強い若手を登用したがります。
しかし、ここには大きな落とし穴があります。大学時代からICTに親しんできた若手がスムーズに改革を進めようとすると、それがベテランの先生方には「自分たちが一生懸命築いてきた方法を否定された」と感じさせてしまうことがあるのです。
「2:6:2の法則」と、職員室の序列
| 2割 | 新しいことに飛びつく先進者 |
|---|---|
| 6割 | 様子見 |
| 2割 | 頑なに否定する |
特に男性教員の社会を見ていると、女性社会の「グループ性」とは異なり、年齢やパワー、あるいは声の大きさによる「序列」が色濃く残っているように感じます。そんな中で、序列を飛び越えて若手がリーダーシップを取ろうとすると、会議で「意味がわかりません」「そんなの無理です」といった、代案のないダメ出しを浴びせられる……なんていう光景を、私は何度も見てきました。
「水を得た魚」だった私の反省
私自身も、かつて所属した自治体で大きな教育改革があった際、管理職から「カリキュラム・マネジメント推進リーダー」に指名されました。私はもともと、大村はま先生の単元学習のような実践をしたいと考えていたので、まさに「水を得た魚」のように、次々と改革プランを打ち出していきました。
でも、自分の情熱が空回りして、同僚たちに多大な負荷をかけていた・・・のかもしれません。中には私に対して嫌みを言ったり、舌打ちをしたりしていた先生もいたはずです。
当時は自分の積み上げがあったので、反論を「論破」する力で突き進めましたが、今の若い先生たちがそんな「強さ」を常に持っているわけではありません。
最も問題なのは、管理職の「丸投げ」
管理職自身がカリマネやICT活用の実体験を持っていないため、現場で若手がどれほどベテラン勢の反発に苦しんでいるか、そのストレスに気づけていないことがあります。孤独に耐えながら「自分の力が足りないからだ」と自分を責めているリーダーたちが、全国にたくさんいることを私は危惧しています。
✿ まとめ
- 若手の改革は、ベテランに「自分たちの方法を否定された」と感じさせることがある
- 職員室には2:6:2の法則と、年齢や声の大きさによる序列がある
- 情熱が空回りして同僚に負荷をかけていたかもしれない、という反省
- 管理職は若手に丸投げせず、リーダーの孤独とストレスに気づいてほしい
もし、あなたが今、学校の改革担当として孤立し、文句ばかり言われて心が折れそうになっているなら、どうか一人で抱え込まないでください。あなたの頑張りは決して間違っていません。世代で区切るのではなく、どうすればお互いを尊重しつつ、より良い教育を目指せるのか。より良い方向を考えていきたいと思います。
あわせて読みたい
- 「影口」や「舌打ち」の向かい風の中で、10年間守り抜いた「教育の本質」|学校改革の推進リーダーを振り返って
- 学校教育改革推進リーダーを務めて|教育改革の10年で分かった、大村はま先生の単元学習が今も通じる理由
- なぜ35歳を過ぎると、新しい技術は「不自然」に見えてしまうのか|ダグラス・アダムスの法則で読み解く職員室のICT格差
この記事はNotebookLMによる文章作成を行いました。
#教育現場 #ICT教育 #カリキュラムマネジメント #世代格差 #働き方改革



コメント