✿ この記事のハイライト
若い女性の先生方とのお茶会で出てきたのは、「元気な男の子たちを相手に、授業のコントロールが取れない」という悩みでした。
声の高さ、体格、押しの弱さ。女性の教員は与しやすいと思われ、グイグイ来られる。これはどの学校に勤めてもついて回る、普遍的な問題です。
荒れた教室で何年も叩かれまくってきた私の結論は、まずこれは個人ではなく「組織の問題」だということ。
そのうえで、日常のグレーゾーンには声のパワー、圧力をかける練習、そして「黙る技術」で本気を見せる。最後は、生徒のせいにせず授業力を磨くこと。
ソフトムードで穏やかな男性の先生にも届けたい内容です。
記事の最後では、女性ならではの男子生徒への対応テクニック「秘伝の技」を動画でお届けするご案内もしています。
若い女性の先生たちとのお茶会で
先日、勤務校で若い女性の先生方と交流会、いわばお茶会を開き、いろいろなことを語り合ってストレスを解消しました。
そこで出てきたのが、「元気な男の子たちを相手に、授業のコントロールがなかなか取れない」というお悩みです。うちは男子校なので、なおさらかもしれません。
でも、これはうちの学校だけの話ではありません。私も教員になった頃は、生徒のわちゃわちゃぶり、激しい混乱ぶり、いわゆる荒れた教室への対応に、何年も何年も困りました。
押しの弱さ、体格、声の大きさ。女性の教員は男性教員に比べて与しやすいと思われ、グイグイ来られる。どの学校に勤めても、大なり小なりついて回る普遍的な問題だと思います。
叩かれまくって鋼のメンタルに
私はさまざまな厳しい学校に勤めてきたので、この問題をずっと考え、自分を磨き続けてきました。
鋼のようにキンコンカンコン叩かれまくり、火に油で水をかけられてジュワーッと、叩かれまくりまくりまくった。おかげで、かなり鍛えられたと思います。
年を取るにつれてベテランの重みも出てくるので、しんどかったのは若いときの方でした。
「力の強いものが勝ち」ではいけない
男性の先生は体から低い声でバーッと言うので、普通にしゃべっていても迫ってくるものがあります。
女性の先生は声が高く、体も小さい方が多い(私は普通の男性並みに大きいのですが)。どうしても、生徒の体感的にバシバシ来る威圧感がないんですよね。
そのトレードオフとして、優しさは出せます。実は私の秘密のテクニックで、優しさを男の子に投げかけると、フニャフニャフニャッとなる。
意図的に、あざとく使うときもあります。面白いぐらい柔らいだ雰囲気をつくれるんですよ。
これは、ソフトムードで穏やかな男性の先生の悩みとも重なると思います。
でも、長年勤めてきた私からすれば、結局これは組織の問題なんです。
声の大きいもの、圧の高いもの、肉体がガチガチっとしたものが勝つという図式は、本当によろしくない。力の強いものが勝ちという社会をつくることにもつながります。
そんなはずはない。
力の強さにかかわらず、どんなタイプの先生でも、注意されたことは聞き入れなくてはならないし、ルールは守らなくてはいけないのです。
「あなた一人の問題ではなくなるんです」
一人で抱えている先生がいたら、オープンにしてください。
管理職の先生や学年主任、中堅リーダーの先生は、知ってしまった以上、対応せざるを得なくなります。あなた一人の問題ではなくなるんです。
組織全体の問題にしてもらうことが、最も正しいと私は思っています。
グレーゾーンには「黙る技術」を
とはいえ、日常のちょっとしたことまでいちいちシェアしていては追いつきません。
深刻ではないけれど、ちょいちょいやる。そんなグレーゾーンには、自分で本気を見せる練習が要ります。
まず、40人を相手にする以上、ある程度の声の大きさとパワーは必要です。発声練習など、自己改造も多少は求められるでしょう。大きな声が出せないなら、マイクとスピーカーという手もあります。
以前、ご病気で大きな声が出せない先生がマイクを使って授業をされていましたが、教室の隅々まで声が届き、生徒は私語をしなくなりました。
次に、圧力をかける言い方の練習です。親御さんや学校で激しく怒られた経験が少ない人は、圧力をかけるイメージが持てないのだと思います。
でもこれは、指導のバリエーションを増やし、自分の教育のあり方を豊かにすることでもあります。その人なりの真剣さで訴えれば通じるはず。
そして、黙る技術。どうしても注意が通らないときは、一瞬音を断ち、沈黙でこちらの決意の深さを見せる。これは回数をかけて体得していくものです。
生徒のせいにせず、授業力を磨く
三つ目は、結局のところ授業力です。
授業が上手な先生、わからないことがわかる、面白いという先生を、生徒は信頼し、ついてきてくれます。一生懸命工夫して試行錯誤しているその姿が、信頼への道筋をつくってくれる。
生徒のせいにせず、自分自身で精進していくことが求められると思います。
最後に取っておきたい「秘伝の技」
実は私には、最後の最後に使う「秘伝の技」があります。女性ならではの、男子生徒への対応テクニックです。
文章で書くと長くなりますし、声のトーンや間の取り方まで含めてお伝えしたいので、動画にまとめました。ご希望の方は、下の申し込みフォームからお申し込みください。
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※この記事はClaudeをアシスタントとして使用しました。
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