✿ この記事で分かること
- 3月から半年間悩み続けた共通テスト対策の答え
- 過去問を使い倒し、教室を「本番」にする授業の進め方
- 手作りの「解き跡」プリント
- 「全員にコメント書くから本気で書いて!」で変わった振り返り

共通テスト対策、皆さんはどう向き合っていますか?私は高3の担当が決まってから、実は3月から半年間ずっと悩み続けてきました。
半年間、ずっと喉に刺さったトゲのように悩んでいました
高校3年生の「論理国語」を担当することになり、避けては通れないのが共通テスト対策です。私の学校では2学期から本格的に対策に入るのが恒例なのですが、実は私、3月からずっとこの「教え方」について悩み続けてきました。
今の生徒たちを見ていると、圧倒的に読書量が足りないんです。特に小説が苦手で、人の気持ちを推し量ることに慣れていない。理系の子が多いせいか、論理的な評論は得意なんですけどね。
そんな彼らに、限られた時間でどうやって点数を取らせ、かつ「国語の力」を実感してもらうか。予備校の先生の授業を受けたり、情報収集をしたりと、自分なりに準備を重ねてきました。
「過去問こそが最高の教科書である」
行き着いた結論は、至極シンプルでした。「過去問こそが最高の教科書である」ということです。出題者の意図を読み解くには、過去問を解きまくるしかない。そこで、15年分ほど収録された厚い過去問集を生徒に用意してもらいました。
| 本番の再現 | タイマーをセットし、25分という制限時間の中で一斉に解く。鉛筆の走る音、ページをめくる音、張り詰めた空気感に脳を慣れさせる |
|---|---|
| 採点 | Googleフォーム。すぐに平均点や正答率が出るので、クラス全体の弱点をその場で共有 |
| 解説 | 解答解説集をそのまま渡さず、私が実際にどう線を引き、どこに根拠を見つけたのかを全て書き込んだ手作りのプリントを配る |
| 振り返り | 毎時間、80文字から100文字程度の振り返りシート |
一番こだわっているのは、私自身の「解き跡」です。「私はこう考えた、ここは難しかった」という思考のプロセスを、生々しいまま見せたかったんです。
「半切れ」の要求が、生徒の「本音」を呼び覚ました
でも、本当のドラマはそこからでした。振り返りシートは、最初はみんな適当でした。私のチェックも追いつかないだろうと高を括っていたんでしょうね。正直、腹が立ちました。「ちゃんと書かないなら意味がない!」と。
それで思わず、「私、全員分にちゃんとコメント書くから、あんたたちも本気で書いて!」と、半分怒るように要求したんです。
そこからですね。生徒たちのペンが走り始めたのは。シートには、自分への苛立ち、焦り、模試の結果への苦しみ……。そんな剥き出しの「本音」が溢れるようになりました。
それに対して、私も一人ひとりに言葉を返します。「しんどいね」「ここは頑張ったね」と。生徒の「つまづき」を把握し、メンターとして寄り添う。このやり取りの中にこそ、教育の核心があるのだと痛感しました。
この「正解のない問い」の先に
「あそこはどう解いた?」とワイワイやっている姿を見ると、半年間悩み抜いた甲斐があったなと手応えを感じています。
一方で、大学院で学んでいるクリティカル・シンキングの視点から見ると、「共通テストの解法」が社会でどう役立つのか、という新たな問いも湧いてきています。受験指導への疑問もたくさん抱えています。
でも、必死に文章と格闘し、自分の弱さと向き合うこの時間は、きっと彼らの血肉になると信じています。
✿ まとめ
- 過去問こそが最高の教科書。15年分を解きまくる
- タイマーで本番を再現し、Googleフォームで弱点をその場で共有
- 先生自身の「解き跡」を生々しいまま見せる
- 全員にコメントを返すと約束すると、振り返りに本音が溢れ出す
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※この記事はNotebookLMをアシスタントとして使用しました。
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