✿ この記事で分かること
- 教育雑誌のAI特集の執筆陣に、女性が2人しかいなかったこと
- 女性の先生がAIに触れる時間を取りにくい理由
- 「生成AI活用超女子会」のプログラムと当日の様子
- 細切れの時間で学び続けるためのFacebookグループ

「えっ、執筆陣に女性が2人しかいない……?」
今年の夏、明治図書さんから発行されている教育雑誌『授業力&学級経営力』の「AI使いこなし図鑑」という特集に声をかけていただいたとき、執筆者のラインナップを見て私は愕然としました。私と、いつも精力的に活動されている女性の先生以外、見事に全員男性だったんです。
この男女のバランスの偏りを見たとき、私の胸の中にもやもやとした違和感が広がりました。どうして教育現場のAI活用は、これほどまでに男性ばかりが目立ってしまうのだろう、と。
女性の先生には、自分の時間が「超ない」
でも、少し立ち止まって考えてみたら、その理由はすぐに分かりました。この国の女性の先生は、本当に自分の時間が「超ない」んです。
家事に育児に、仕事。OECD諸国の中でも、日本の女性が家事や育児に割く時間は最も長いと言われています。学校でへとへとになるまで働いて、家に帰ればまた別の戦いが待っている。そんな毎日の中で、さらに「AIの勉強をしよう!」なんて、無理に無理を重ねないと絶対に不可能です。
それに、生物学的な傾向として、男性は「物(ガジェット)」そのものに興味を持ちやすく、趣味の延長線上でパソコンやAIをいじり倒すアドバンテージがあるように感じます。一方で、女性は「人」に興味がある傾向が強い。
だからこそ、女性が気軽に入門期から、ちょっとしたスキマ時間で優しくAIに触れられるような、敷居の低い場所が必要なんじゃないか。そう強く思い立ちました。
生成AI活用超女子会、爆誕
そこで、これは一種の「ポジティブアクション」だ!と急に思い立ち、勢いで、10月5日の「教師の日」という記念すべき日に、オンラインで「生成AI活用超女子会」を企画・開催することにしたんです。
当日は、とにかく参加してくれた先生たちに大満足して帰ってほしい一心で、入門期から中級レベルまでカバーする90分間のプログラムを必死に練り上げました。
| 爆速AI活用例 | もうひとりの生成AI活用のエキスパートの女子先生による、1発2分で10個紹介。忙しい中でCanvaのAIを使って作ったというスライドは、私も本当に勉強になった |
|---|---|
| ハンズオン | プロンプトをチャット欄に貼り付けて、授業の導入や道徳、国語で使えるシナリオをAIに作らせる。年代や服の色をちょっと書き換えながら画像生成を体験 |
| スライド生成 | 「やりたい!」という声が多かったが、時間がかかるので今回は紹介にとどめた |
参加した25名の先生たちの半分以上がリアルタイムで熱心に語り合い、大盛況のうちにお開きとなりました。
3分、5分の細切れの情報を、ちょこちょこと
でも、この会が終わった後、私の中で「これで終わりじゃないな」という思いがフツフツと湧き上がってきました。
一般的な研修会に行くと、「ドカーン!」と一度にたくさんの難しい情報を浴びせられて、かえって重たく感じてしまうことがよくあります。そうじゃなくて、3分とか5分とかの細切れの情報を、ちょこちょこと蓄積していく。それこそが、時間が「超ない」女性の先生たちが、AI活用の扉を大きく開ける一番の近道なんじゃないか。
そんな想いから、活動を日常的に続けられるようにFacebookで「生成AI活用超女子会」というグループを新しく立ち上げました。今後はスライド生成の勉強会なども不定期にのんびりやっていく予定です。
✿ まとめ
- 教育現場のAI活用で女性が目立たないのは、自分の時間が「超ない」から
- だからこそ、スキマ時間で気軽にAIに触れられる敷居の低い場所が必要
- 超女子会は、爆速活用例とハンズオンの90分
- 3分、5分の細切れの情報をちょこちょこ蓄積するのが一番の近道
毎日忙しくて、自分の時間なんて全然ないと感じているあなたへ。難しく考える必要はありません。一人で悩まずに、みんなで「わからない!」と気軽に言い合える場所で、ちょっとした細切れの時間から、一緒に一歩を泳ぎ出してみませんか?あなたの挑戦を、私はいつでも応援しています。
次回はこれです。興味のある方は、XのDMやコメント欄から連絡ください。基本的にFacebookのコミュニティーなんですけど、どなたでもOKです。

あわせて読みたい
- 夫67分、妻461分。それでも「今学べない自分」を責めないで|子育て中の先生へ「7割の力」のすすめ
- AI時代の国語授業、どうする?|『実践国語研究』で鈴木秀樹先生・前多昌顕先生と「できること×できないこと」を座談会
- AIを学ぶほど実感する「身体性」の話|授業はライブ、話し方は量を喋って鍛える
※この記事はNotebookLMをアシスタントとして使用しました。
#AI活用 #女性教師 #授業準備 #時短術 #教師の日



コメント