「国際バカロレア」って結局何?|難しすぎる理論を横に置いた、現場のための超入門勉強会を開いた理由

✿ この記事で分かること

  • 国際バカロレア(IB)の超初心者向け勉強会を企画した経緯
  • 「小学生に説明できないなら、わかっていないのと同じ」と気づかされた場面
  • 難しい理論を現場の言葉に翻訳する「橋渡し」という役割

タイトルに国際バカロレアについてと書いてありますが、今回はその勉強会を開催した経緯についてのお話です。国際バカロレアの概念型学習をこの記事だけで説明することは不可能ですので、メッセージ等をくだされば今回の勉強会のスライドを共有させていただきます。

「難しすぎてさっぱりわからん!」からの脱却

皆さんは「国際バカロレア(IB)の概念型学習」と聞いて、どんなイメージを持ちますか?「なんだかハイカラで難しそう」「一部のエリート校の話でしょ」……そんなふうに感じている方も多いのではないでしょうか。

実は私自身、広島大学の山元隆春先生から「黒瀬さんの実践はIB的だね」と言われたことがきっかけで興味を持ったんです。でも、いざ大学院生の方の発表を聞いたり、専門の勉強会に参加してみたりしても、もう難しすぎて(笑)。理論的な話が続くと、だんだん意識が遠のいてしまう。

これ、私の「超欠点」でもあるんですけど、やっぱり根っこが「実践者」なんですよね。現場で中高生を相手にしていると、理屈よりも「で、明日の授業でどう使うの?」という実感が伴わないと、自分の中に落ちてこないんです。

「小学生に説明できないなら、わかっていないのと同じ」

昔、ある研究会で印象的な場面に出会いました。高校の先生が難しい理論をとうとうと語る実践発表をしたとき、参加していた小学校の先生がバシッとこうおっしゃったんです。

「あなたの言ってることはさっぱりわかりません。もっとわかりやすく話してもらえませんか?」

その瞬間、ハッとしました。小学校の先生は、まだ幼い子供たちに物事の本質をどう伝えるかを常に考えている。理論だけをこねくり回して実が伴っていないことを見抜かれたんだと思います。本当にそのことを理解していたら、小学生にだってわかるように話せるはず。それ以来、私は「生徒にも小学生にもわかるように話そう」と心に決めてきました。

今回のIBの勉強会も、そのスタンスは変わりません。私が「超初心者」として、わからないなりに本を読み込み、格闘し、自分なりにどう授業に組み込めるかをアウトプットする。そうやって自分に負荷をかけることで、ようやく見えてくるものがあると思ったんです。

「橋渡し」としての私の役割

今回、東京学芸大学の中村純子先生という、まさにこの分野の第一人者の先生にメッセージを差し上げたところ、なんと「参加します」とお返事をいただきました。しかも、色々とアシストしてくださるという心強い予感まで……!

私のようなベテランと言われる年齢になった人間ができることは、後に続く若い先生たちや、子育てをしながら必死で現場を守っている先生たちのために、学びのハードルをぐっと下げることだと思っています。難しいことを難しく語るのではなく、今の授業が少しでも豊かになるための「橋渡し」になりたい。

夏休み、自分をさらに忙しくしてしまうな……という苦笑いもありますが(笑)、いろんな人と対話して、うっすらとしていたものが形になっていくプロセスは何事にも代えがたいものです。

✿ まとめ

  • IBの概念型学習は、理論から入ると現場の実践者には届きにくい
  • 本当に理解していれば、小学生にもわかるように話せる
  • ベテランの役割は、学びのハードルを下げる「橋渡し」
  • 完璧にマスターしなくても、ヒントをエッセンスとして取り入れるだけで教室は変わる

「今の授業、このままでいいのかな」という漠然とした違和感や、新しいことを学びたいけれど、どこから手をつけていいかわからないという焦り。そんな気持ちを抱えながら頑張っている先生、ぜひ一緒に学んでみませんか?

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※この記事はNotebookLMをアシスタントとして使用しました。
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