
Podcastのハイライト
凍えるような寒さだった、高校3学期の運動場。
球技が得意だった私は、あえて未経験のハンドボールを選びました。
しかし、蓋を開けてみれば私のチームは運動が苦手な子ばかり。
案の定、試合はボロ負けの連続でした。
でも、そこからが本当の「チームビルディング」の始まりだったんです。
4連敗を喫した後の、あの「ガチ」の作戦会議。
誰がボールを運び、誰が邪魔に入り、誰がシュートを打つのか。
身体能力の差を「役割」と「知恵」で埋めていく感覚は、今思い出しても鳥肌が立つほどの醍醐味でした。
空中で身体をひねって放ったジャンピングシュートの感触、そして仲間と抱き合って喜んだあの瞬間は、単なる思い出を超えて、今を生きる私の「働く力」の土台になっています。
Podcastの概要
皆さん、こんにちは。黒瀬直美です。
今回は、先日参加したGEG(Google教育者グループ)の忘年会のエピソードから話を始めたいと思います。
30代から50代まで、教科も世代もバラバラな先生たちが集まり、お酒も飲めない私がついつい長居してしまうほど、教育論や現場の悩みで盛り上がりました。
そんな中、ある体育の先生との会話で思い出したのが、私自身の人生を変えた「忘れられない体育の授業」のことです。
それは高校2年生の冬、選択球技の授業での出来事でした。
テニス部で球技には自信があった私は、「やったことがないから」という軽い気持ちでハンドボールを選びました。
しかし、そこにはある「図式」が存在していたのです。
テニスやバレーには運動自慢が集まり、知名度の低いハンドボールには、運動を苦手とするおとなしい女子たちが集まる――。
結果として、おとなしめの女子達の中でもさらにおとなしい子が集まった私のチームは、他クラスのチームに対して、明らかに実力差がある状態でスタートすることになりました。
当然、試合は連敗。3回、4回と負けが続きました。
普通なら「まあ仕方ないよね」と諦めてしまうところですが、私たちのチームは違いました。
負けるたびに必死でミーティングを重ね、最後には「このまま全敗で終わるわけにいかない!」と、全員が本気になったのです。
そこからは、まさに「チームビルディング」の真髄でした。
足の速い子がボールを運び、身体の大きな子が相手をブロックして私をフリーにする。
私はポイントゲッターとして、みんなが繋いでくれたボールを必死でゴールに叩き込む。
それぞれの能力差を認め合った上で、「自分にできること」を徹底的に追求するフォーメーションを自分たちで考え出しました。
結果は大逆転。
かつての連敗が嘘のように、私たちは勝利を掴み取ることができたのです。
相手チームもリベンジのために作戦を練ってきて、最後は実力が拮抗した熱い戦いになりました。
この経験を通じて私が学んだのは、圧倒的な力関係の差があっても、知恵を絞り、力を合わせれば「不可能を可能にできる」という確信です。
当時の体育の先生は、細かな口出しはせず、基礎的な技術指導を丁寧に行いながら、私たちの試行錯誤を静かに見守ってくれていました。
その距離感こそが、私たちの自立を促したのだと今になって分かります。
この「生涯生き続ける力」を育む経験を、今度は私が国語の授業を通じて生徒たちに手渡していきたい。
そんな決意を新たにする、冬の夜の語り合いとなりました。
この記事はNotebookLMによる文章作成を行いました。



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