
ちょっと思いつきでやってみたことをメモ代わりに報告したいと思います。
改善点などあれば、よろしくお願いします。
1 Classroomで課題を配信し、提出させます。

今回は、パフォーマンス課題を例にしてみます。
AIに採点させる時には、こういう状況設定を明確にしておくことが大事だと思っています。
よく、パフォーマンス課題の研修で出てくるアレですwww
課題 あなたは社会学関係の雑誌の編集者です。教科書教材「メディアの変容」を元にして昨今の若者の人間関係とメディアとの関連について、記事を書くことになりました。「メディアによって若者の人間関係はどう変容しているか」がテーマです。
最初、これを目にしたとき、不自然で違和感があったのですが、今にして思えば、情報処理しやすいんだろうな、と思います。
2 ルーブリックを作成します。
ルーブリックを作成しますが、実は、ルーブリックの原案をAIに作らせることがポイントだと思います。そうすると、AIがルーブリックの内容を情報処理しやすくなるのです。
そのためには、こっちが評価の観点をある程度書いておくことが必要で、ここをちゃんとやっておくと後が楽です。
課題 あなたは社会学関係の雑誌の編集者です。教科書教材「メディアの変容」を元にして昨今の若者の人間関係とメディアとの関連について、記事を書くことになりました。「メディアによって若者の人間関係はどう変容しているか」がテーマです。他の文献やネット記事を参考にしてもかまいません。条件は以下の通りです。
1 キャッチーなタイトルを付ける。
2 文章の構成はPREP法を用いる。
PREP法とは
1 この記事の結論
2 その理由(教科書教材を引用したり、別の文章や図表を引用したりする)
3 具体的事例を挙げて説得力を持たせる。
4 結論を印象深く述べる。
3 800字以上
文書ファイルを開いて、[ツール]→[文字カウント]を選択する。
4 画像、図表、グラフなどを貼っても良い。
5 リンクを張っても良い。
果たしてこれで正解だったのかどうか、わかりません。今後熟達が必要だと思います。
そしてこれをもとにNotebookLMにルーブリックをお願いしました。
たぶん、これを読み込ませて、ルーブリックを作って~とお願いしたと思います。

3 生徒の作品をNotebookLMに読み込ませる。
これをやる前に、学校のGoogleworkspaceのアカウントでNotebookLMにログインしておく必要があるのですが、最初、ログインできなかったので、学校の管理者の先生に、管理者モードに入ってもらって許可をしてもらったような気がします。

ソースを追加というところに、まずは、レポート作成の注意点を書いたものや、教材の文章データ、その他合ったら良さそうなもの、もちろんルーブリックもUPします。
生徒のレポートは左下に「Googleドキュメント」とありますので、ここをクリックしてアップすれば簡単!めちゃくちゃ楽です。
ソースが50個までなので、注意してください。
一クラス分しかできませんよね。

4 NotebookLMに評価してもらう。
ここまできたら、NotebookLMに評価してもらえます。このようなプロンプトでやってみました。
このあたりは色々アレンジできると思います。12歳対象なので、それを考慮しろ、とか、作文が苦手な生徒が多いので、改善点をわかりやすくとか、このあたりは指導者の工夫が生きるかな~と思いますね。
ルーブリックに基づいて、生徒のレポートを評価してください。採点はもちろん、各項目での簡単なコメント、具体的なフィードバックもお願いします。
そうすると、その後はさーっとやってくれます。
生徒レポート採点
提供されたルーブリックに基づき、各生徒レポートを採点します。各レポートは、それぞれの項目でルーブリックのレベルに対応するスコア(5点満点)を受け取ります。また、各レポートの最後に、全体的な評価と具体的なフィードバックを記載します。
ちょっとモデルを出してみます。
「メディアによって若者の人間関係はどう変容しているか」レポート
タイトル: 4点
テーマである「若者の人間関係の変容」とメディアの影響を暗示する興味深いタイトルですが、やや抽象的です。
構成: 4点
PREP法に沿っており、主張、理由、具体例、結論が明確に示されています。
「衝突」の必要性に対する疑問を提起し、2つの理由を挙げ、具体例を交えながら考察を進めています。しかし、具体例がやや抽象的で、現実の状況との関連付けが弱い部分が見られます。
具体例 引用: 3点
教科書の内容を踏まえた考察は行われていますが、具体的なデータや事例、外部資料の引用が不足しています。
結論: 4点
考察を踏まえ、「根が張って、雨降って、地固まる」という独自の表現で結論をまとめています。テーマに対する理解と考察は示されていますが、結論に至るまでの論理展開を強化することで、より説得力が増すでしょう。
総合評価: 良好
フィードバック:PREP法に基づいた構成は良くできており、独自の視点で考察を進めています。主張を裏付ける具体的なデータや事例を盛り込むことで、より説得力のあるレポートになるでしょう。例えば、「衝突」が孤立に繋がる可能性について、具体的なSNSでの事例やデータなどを引用することで、読者の理解を深めることができます。
ちょっと手厳しいと思ったら、プロンプトを変えればいいと思います。
ルーブリックに基づいて、生徒のレポートを評価してください。採点はもちろん、各項目での簡単なコメント、具体的なフィードバックもお願いします。またメンター的な立場で肯定的な評価や励ましもお願いします。
↑これを加えると、すごい膨大なコメントの量になりました(汗
なので、最後だけ引用します。
メンターとしての励ましの言葉
レポート作成お疲れ様でした。インターネットが普及した現代における若者の人間関係という興味深いテーマについて、問題意識を持ち、考察しようとする意欲が伝わってきました。土井孝義氏の著作を参考にしながら、ご自身の考えを展開しようとしている点も素晴らしいです。
今回のレポートでは、構成や具体例の活用など、改善の余地も見られました。しかし、これは成長のチャンスです。今回のフィードバックを参考に、さらに文献を読み込んだり、身の回りの事例を観察したりしながら、考察を深めていってください。
特に、具体的な事例を盛り込むこと、そしてPREP法をより意識して論理的な構成を心がけることは、今後のレポート作成において重要なポイントになるでしょう。
あなたの考察には独自の視点が含まれている可能性を感じます。これからも積極的に学び、考え、表現していくことで、より深みのあるレポートを作成できるようになるはずです。頑張ってください!
5 最終的には授業者が修正
最終的にはAIの評価をそのまま鵜呑みにはしないで、参考にして評価をつけました。
というのも、やはり嘘があると思うんです。
ただコメントは豊富にしてもらえるので、点数を参考点にして、修正したという感じですね。
この辺は高得点の生徒を基準にして、そこから引き算で修正しました。
基準を作ってくれる分、早かったかな。
6 最も効果的だったのは・・・
最も効果的だったのは、これをフィードバックして全体で読みを交流するときでした。
NotebookLMにルーブリックで上位5名を出して、と命令。
国語教師として、ご提示いただいたレポートから、ルーブリックに基づき上位5つのレポートを選定します。ルーブリックを参照すると、以下の4つの観点から評価する必要があると考えられます。タイトルのキャッチーさ:読者の関心を引き、テーマに関連した新鮮で独創的なタイトルであるか
構成:PREP法に基づいた論理的な構成になっているか
具体例・引用:教科書教材や信頼性の高い文献・データを適切に引用し、具体例を挙げているか
結論の印象深さ:読者に強く訴えかけ、深い印象を残す結論であるか
これらの観点を総合的に考慮し、上位5つのレポートを以下に選定します。
多面的な考察をしているレポート3つを選べと命令。
はい、承知いたしました。これまでの会話とソース資料を踏まえ、少し異質な、あるいは時間軸の異なる個性的なレポートをいくつか選んでご紹介します。これらのレポートは、他のレポートとは異なる視点や考察方法を用いており、独自の個性を放っています。
考察が深いもの3つを選べと命令。
はい、承知いたしました。これまでの会話とソース資料を踏まえ、考察が深いと思われるレポートをいくつかご紹介します。これらのレポートは、表面的ではなく、より深く問題の本質に迫ろうとしている点が特徴的です。
これは生徒も大いに反応していました。読みを交流するときの目安にもなるし、個性を評価することもできます。
そのほかにもユーモアのあるもの、独特の視点、などいろんな選び方をすると、生徒は喜ぶと思います。
ということで、AIを活用した評価についてお届けしました。
他にも皆様、よりよい情報があれば是非お寄せください!!


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