004_「あの先生だからできるんでしょ」と言わせない。授業の再現性を生む、泥臭い「足し算と引き算」の秘密


Podcastのハイライト

学会やワークショップで他校の素晴らしい実践を見て、「うちの生徒には無理だな」とため息をついたことはありませんか?

かつての私も、厳しい生徒実態を前に素晴らしい実践を見ては、ため息をついていました。(今現在でもうちの学校でこれやってみてほしいわ、と思っている自分がいますw)

でも、定時制から国立大附属校まで、真逆の環境を渡り歩いて気づいたんです。

大切なのは、それをそのままやってみるという授業のコピーではなく、自分なりのアレンジを加える「修正」の視点です。

附属校で自分の限界まで出し尽くし、脳が熱くなるような授業を経験したからこそ、転勤先の学校では「何を引き、何を足すべきか」が身体感覚として分かるようになりました。

「この学校でしかできない」という狭い見方を手放し、どんな教室でも通用する「自分の引き出し」を増やすためのヒント。

私の失敗と試行錯誤のプロセスを、本音でお話しします。

004 「こんな実践、この学校でしかできないじゃん!」について思うこと。
学会、研修会に参加すると、ときどき、「こんな実践、この生徒だからできるんじゃないの?」という声を聞きます。私もそう思うことあります(笑)。今回は、授業者としてこのことばをどう思うかをお話しします。なんばむっとさんのPodcastにインスパイ...

Podcastの概要

皆さん、こんにちは。黒瀬直美です。夏は学会やワークショップなど、学びの多い季節ですね。私も講師を務めたり発表を聞いたりと、刺激的な日々を過ごしました。

ただ、素敵な実践発表を聞いた後に「あれはあの学校の生徒だからできるんだよね」「生徒にオンブにダッコの実践だよね」という声をよく耳にします。

私自身も実はそう思うことがあります(笑)。

でも、本当に大切なのは失敗も含めた「泥臭い工夫のプロセス」なんですよね。

最近、ポッドキャスト仲間のなんばむっと。さんが、野口芳宏先生の「追試の4つの型」を紹介されていました。

そのまま真似る「埋没型」、理論を吟味する「検証型」、自分なりにアレンジする「修正型」、そして「独創型」の4つです。

私やなんばむっと。さんは、3つ目の「修正型」を大切にしています。

私はこれまで、定時制高校から国立大附属校まで、全く異なる実態を持つ生徒たちの前に立ってきました。

特に附属校時代は、自分の持てる力をすべて出し切らないと立ち打ちできないような、まさに「自分のマックス」を出し尽くす日々でした。

でも、その経験があったからこそ、次に転勤した学校では「ここまでは必要ないな(引き算)」とか「ここはもっと手厚くしよう(足し算)」といった、状況に応じた調整がうまくいくようになったと感じています。

逆に生徒実態の厳しさを知っているからこそ、その視点を欠いた実践の「穴」が見えるようにもなり、その穴を埋めるイメージが湧き出てきます。

いわゆる「引き出し」が増えたのです。

もし、あなたが他人の実践を見て「自分には無理だ」と感じているなら、それはまだ「自分自身の引き出し」を増やしている途中なのかもしれません。

一つのやり方に固執せず、あえて一度マックスの力を出す経験をしてみる。そうすることで、どんな生徒に対しても国語の楽しさを届けられる、豊かな視点が育っていくはずです。

「この学校でしかできない」という諦めを超えて、あなたの授業をより自由にするためのヒントを、私の経験とともに受け取っていただけたら嬉しいです。


この記事はNotebookLMによる文章作成を行いました。


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