
こんにちは。今日も明日も授業道、黒瀬直美です。
この番組では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、そしてデジタル教育について、ゆるっと語っております。
今日は第257回、「転職についてのちょっとした雑感を語る」というテーマでお届けします。
https://youtu.be/BeeX_vUR7I0?si=WNcilHO2NgC4vCXX
ポッドキャスト『超実践的幸福論』との出会い
私は自分でもPodcastを頻繁に配信していますが、移動中の車の中では、他の方の配信を聴くことも楽しみにしています。
最近特にお気に入りなのが、『超実践的幸福論』という番組です。
この番組は毎週火曜日に配信されていて、私は毎回楽しみに拝聴しています。
https://open.spotify.com/episode/5mzbTv5itaBUt6nDxvxzQ0?si=qPro-DBtT5-_ERv9LEW0Kg
先日配信された第32回「転職する、勤め上げる、後悔しないキャリア選択の考え方」は特に興味深く、私自身もたくさんの気づきを得ました。今日はその内容をきっかけに考えたことをシェアしたいと思います。
転職か、勤め上げるか
この番組のパーソナリティは、iPS細胞を活用した医療用素材の開発を行う「セルロース株式会社」の創業者・裙本理人(つまもとまさと)さんと、ノンフィクションライターの泉秀一さん。
お二人はそれぞれ大手企業での勤務経験を経て、起業やフリーランスとしての道を選ばれた方々です。現在は40代前半とのことで、若いながらも多様なキャリアを積まれた方々が語る「キャリア選択」には、とても説得力がありました。
お話の要点はこうです。
転職するにしても、現状への不満が理由ではなく、「自分がこうチャレンジしたい」という主体的な意思がなければ、後悔する可能性がある。
一方で勤め上げるという選択も、自分のやりがいや生きがいをその職場に見出せているなら、それも立派な選択。
このように、どちらを選ぶにしても「自分の意志と展望」が大切だという話でした。
教員の転職ブームとその裏側
最近、X(旧Twitter)などのSNSでは「教員の転職」を後押しするような記事を頻繁に見かけます。
確かに今、教育現場は非常にブラックな働き方になっていて、精神的に追い詰められている先生方が多くいる現実があります。
しかし、その背景に「転職ビジネス」が存在しているのも事実です。
人材不足や不満に目をつけ、ビジネスチャンスとして動いている方々が、転職支援サイトやSNSで積極的に情報を発信しているのです。
もちろん、転職が救いになることもありますが、「人の弱みにつけ込む罠」である可能性も否定できません。
だからこそ、情報に触れた際には冷静に、自分にとって本当に必要な選択なのかをじっくり考えてほしいと思います。
私の転職体験から思うこと
私自身、公立高等学校から私立に転職しました。
当時、公立の現場では「このままでは自分の成長はないのでは」という行き詰まり感がありました。
教育委員会からの膨大な書類に追われる日々が続き、「この先ずっとこのままか……」という不安も抱えていました。
そんな時、よいご縁をいただき転職を決意。
今では、ポッドキャストの配信、ロイロノート主催のイベント登壇、雑誌への寄稿など、以前では考えられなかったような活動の幅が広がっています。
だからこそ、転職の理由は「逃げ」ではなく「次へのチャレンジ」であるべきだと思うのです。
福利厚生とリスクのバランス
ただ、転職には当然リスクもあります。
特に私立に来てから、公立の細やかな福利厚生のありがたさをひしひしと感じています。
経済的安定や各種制度の手厚さは、公立ならではだと思います。
ですので、転職によって収入が上がるかというと、必ずしもそうではありません。むしろ金銭面でのリスクを覚悟する必要があります。
定年後を見据える「もう一度の転職」
とはいえ、私たちベテラン勢にとっては「定年退職」というリミットが近づいています。
医療の進化やAIの発展により、寿命がどんどん延びる時代。もはや「定年で引退」という考え方そのものが古いのかもしれません。
むしろ、私たちは「もう一度の転職」、つまり「第二の人生のキャリア選択」を真剣に考える必要があるのではないでしょうか。
自分のやりたいこと、生きがい、ライフワーク。そうしたことに向き合い、「この先、どのように自分を活かすか」を見つめ直す時期に来ていると感じています。
おわりに
今日は『超実践的幸福論』というポッドキャスト番組を通して、自分自身のキャリアや生き方を振り返る機会となりました。
転職という選択肢を持つこと、そしてそれを主体的に捉えること。
私たちがこれからの時代をしなやかに、そして自分らしく生き抜くための大切な視点だと思います。
それでは、今日の配信はここまでです。
お聞きいただき、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう。



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