
こんにちは、今日も明日も授業道、黒瀬直美です。
この番組では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、そしてデジタル教育について、ゆるっと配信しています。
今回は第244回、「板書革命!画面共有で教室を自由に動き回る」というテーマでお届けします。
https://youtu.be/hIKrU4ZuueA?si=bLvI8EVFYdEPnBhl
黒板が“見えない”生徒がいる?
ある日、全日制の学校で授業をしていたときのこと。
「先生、それどこに書くんですか?」
何度も繰り返されるこの問いかけに、正直驚きました。
というのも、私はとても丁寧にナンバリングまでしてプリントを作っていたんです。見やすさにも配慮していました。でも、それでも生徒たちは戸惑っていた。
理由を探ってみたところ、「黒板を“写す”ことができない」生徒が想像以上に多いことがわかったんです。
プリントと黒板、色も形式も違う。しかも、黒板を見て、ノートに移そうとした瞬間にはもう忘れている。…つまり、認知的な負荷が非常に高いんです。
これは進学校ではなかなか気づけない視点かもしれません。
ユニバーサルデザインの視点でプリントを見直す
そこから私は「支援」と「ユニバーサルデザイン」について調べまくりました。
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フォントは「デジタル教科書体」に
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カッコよりも「四角囲みの空欄」がわかりやすい
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書き込み欄には「ナンバリング」を
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「評価欄やチェック欄」を設けるとやる気がアップ
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白紙ではなく「薄い点線」を入れることで書きやすくなる
これらの工夫を取り入れて、プリントの設計を一新しました。
でも、当時の学校にはプロジェクターもスクリーンも常設されていなかったんです。
ひらめいた!Meet+iPadでプリント画面を共有
ただし、生徒は一人一台端末持ち。
そこでひらめいたのが、Google Meetの画面共有を使った「デジタル版書」でした。

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私はGoodnotesでプリントを開く
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Apple Pencilで色を変えながら書き込む
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その画面をMeetで共有
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生徒は手元の端末でリアルタイムに内容を確認
なんと、手元のプリントとまったく同じ画面が見えることで、混乱が激減!
これはGIGAスクール構想の恩恵そのもの。生徒たちの理解度も格段にアップしました。
そして私立校へ──黒板とプロジェクターの共存時代
異動して現在の私立校へ。
スクリーンもプロジェクターも最新。教室は整っています。
私は毎時間、スクリーンでプリントを映しつつ、黒板と上手に使い分けて授業をしていました。
「プロジェクターがあるから、もう画面共有は使わなくていい」
そう思っていたんです。
ロイロノートで新たな革命が
ところが、ふとある日思ったんです。
「ロイロノートの画面共有って、Meetの画面共有と同じじゃない?」
…これが、新たな革命の始まりでした。
ロイロノートなら、スクリーンを下ろす必要もなし。
教員が自由に教室を動きながら、同じ画面を生徒に見せられる。
しかも、ケーブル不要!
プロジェクターのように立ち位置が限定されることもなく、教室の後ろに立って授業ができる。
後ろに立てば、生徒の様子も一目瞭然ですし、何より生徒との距離感が変わるんですよね。
新しい版書スタイルで、教室がもっと自由になる
先日は、ロイロノートの画面共有を使って、教室の後方から授業をしました。
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生徒に問いかけ
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回答にあわせてiPadで書き込み
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手元を見ながら書き写す
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遅れた子はスクリーンショットで後から復習OK
これぞまさに、「板書革命」。
生徒たちはもう内職もいたずらもできない(笑)。でも、どこかニヤニヤしながら、生き生きと参加してくれています。
最後に
「なんで今まで思いつかなかったんだろう?」
そう思うほどシンプルで、でも効果的な方法でした。
今後は黒板・プロジェクター・画面共有を上手に使い分けながら、教室を自由に動きまわる授業を楽しみたいと思います。
それでは、今日の配信はここまで。
聞いてくださり、ありがとうございました。
また次回の「今日も明日も授業道」でお会いしましょう!



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