
8月9日、XでGem廃止の情報が流れました。
https://x.com/testingcatalog/status/2086198663773339687?s=20
そのことについて、この記事では、公式発表でないとして、冷静な対応をするよう綴っています。
私としても、こういった仕様変更はデジタル界隈では毎度のことなので、あまり衝撃ではなく、
https://x.com/reikosikibu/status/2086728618861052044?s=20
と、こんな風に答えています。
私もGemを使っていますが、自分の業務上のGemはGemini Notebook
で簡単に代用できるので、そこは心配ないです。
今でもGemでやればいいものを、指示文をさっさとバージョンアップできるし、切り替えもしやすいし、返答を残しやすいのでGemini Notebookを活用してるぐらいです。
最も困ったな、と思ったのは、授業で使う答えを吐き出させない仕様のGem=ソクラテス式問答Gemを生徒に使わせることができなくなるのではないか、ということでした。
一方、この答えを吐き出させない仕様のGemについては、批判的な意見も時々目にすることがあります。
そこで最新の情報に強いという噂のGrokに尋ねてみました。
教育現場で注目される「答えを直接吐き出させない(ヒントや問いかけ中心の)Gem」(GeminiのカスタムAI機能)は、ソクラテス式問答やガイド付き学習を模した設計で、児童・生徒の思考を促すツールとして推奨されることが多いです。
一方で、批判的・懸念的な意見も複数のレビューやリスク評価で指摘されています。主な内容を以下にまとめます。
1. 強制力・遵守の弱さ(生徒が簡単に回避できる)
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Guided Learningモードや「答え禁止」のGemは任意で、生徒が通常のGeminiモードに切り替えればすぐに答えを得られる。強制や継続利用を促す仕組みがなく、「すでに意欲のある生徒」にしか効果が限定される。
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教師がGemを指定しても、生徒がデフォルトのGeminiにアクセスするのを防げない。結果として「使うかどうかの責任が生徒・教師側に過度に押し付けられる」との指摘。
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特に低学年では判断力や自制心が未熟なため、近道を選ぶ傾向が強まる懸念。
2. 「助け」と「代行」の境界が曖昧
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ヒント中心の設計でも、生徒が粘り強く求め続けると答えや宿題の完成形を出してしまうケースがある。「指導」と「作業代行」の線引きが不明確で、混乱を招く。
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宿題・レポートを完成させてしまう例が報告され、本来の意図(自力で考える力の育成)が損なわれるリスク。
3. 実際の使用感・学習効果への不満
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質問攻めや過度のメタファーが続き、ユーザーが「制限的で適応性が低い」「イライラする」「深掘りが足りない」と感じるケース。直接的な説明や柔軟な対応を求める場面で逆効果になることがある。
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セッションが突然終了したり、的外れな方向に逸れたりする不安定さも指摘され、「期待したほど賢くならない」「学習の流れが途切れる」との声。
4. 教師の監視・運用上の限界
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教師はGemの有効化や割り当てはできるが、会話内容のモニタリングや問題行動のアラートが極めて限定的。どのように使われているかを把握しにくい。
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プロンプト(カスタム指示)が長時間の会話やモデル更新で薄れたり無視されたりする「コンテキスト汚染」などの技術的不安定さも、意図した挙動を保てない要因として挙げられる。
5. より広い教育的・安全上の懸念との重なり
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答えを出さない設計でも、全体としてAI依存を完全に防げない可能性。研究では、答えを直接出すAIを使った後に自力成績が低下する「松葉杖効果」が報告されており、ガードレール付きでも類似の懸念が残る。
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年齢に応じた調整が不十分(低学年と高校生で同じ応答になる)、精神的サポートの不適切さ、微妙なバイアス・ハルシネーションなどの問題が、教育文脈でより深刻化するとされる。
これらの批判は主にCommon Sense MediaのGemini K-12リスク評価や、Guided Learningの実践レビュー(Android Authorityなど)、教育現場でのAI活用報告から見られます。
肯定派が「思考力育成に有効」と強調する一方、批判側は「設計意図が現場の現実(生徒の行動・教師の負担・技術的限界)に追いついていない」と指摘する構図です。運用時は明確なルール設定や人間による監督の併用が重要、との見解が共通しています。
というように整理してくれました。
これについては、私自身、羅生門読解アシスタントGemを工夫して作成しており、まあまあクリアできているんじゃないかと思っています。
1. 強制力・遵守の弱さ(生徒が簡単に回避できる)
⇒授業中に使う設定にしており、ある程度強制力が働く。意欲の高い生徒はおそらく勝手に自分から情報を求めに行き、意欲がさほどでもない生徒は授業で使うこと以外で使用しないので、最低限のラインが保たれ、学習の土台になっている。
2. 「助け」と「代行」の境界が曖昧
⇒指令文で答えを出さないよう厳格に指示し、さらに吐き出す文字数も80~100文字と限定しているので代行までには至らない。
3. 実際の使用感・学習効果への不満
⇒確かに答えを言わないのでイライラすると思いますが、そのプロセスで考えることが狙い。そしてGemだけに頼るのではなく、教室の場で対面での問答に時間をかけるので、疑問をもって対話に臨める。
4. 教師の監視・運用上の限界
⇒教室での使用がメインで、Gem使用終了後、問答のレポートを吐き出させる仕様にしている。それを、提出することでモニタリングが可能。
また、コンテキスト汚染も対話の回数をある程度宣言し、Gemの吐き出す文字数も80~100文字に制限しているので、最小限にすることができる。
5. より広い教育的・安全上の懸念との重なり
⇒Gemに依存するのではなく、あくまでアシスタントとして使用。メインは教室での対話となり、そこで聞く、話す、読む、書くが連動して働くことになる。
と、いうことで、要するにGemに依存しようとするからそんなことが起きるのであって、しっかりとした授業設計で主導し、Gemを意図的にカスタマイズして使用すれば強力なアシスタントとして機能して、インプットとアウトプットをスムーズに回して対話を促進してくれると思っています。
結局、授業デザイン力が勝負なので、やっぱりそこを勉強するのが最大の解決力になるんだな、と思いました。
Gemがなくなるのかどうか、わかりませんが、これからの準備として何が必要かをGeminiに聞いてみました。
●ご相談内容 「答えをすぐ言わず、質問やヒントで児童・生徒をファシリテートする」授業アシスタント用Gemを使っていたが、10月20日でGem機能が終了(Retire)するため、理由と代替策を知りたい。
●Gem終了の理由 GoogleがAI機能を再編しており、従来のGemから新機能「スキル(Skills)」へ移行・統合されるため。
●対応策と費用 プロンプトの保存:既存の指示文(システムプロンプト)をメモ帳などにバックアップしておく。
●移行先(Google内):10月20日以降、Google内の「スキル(Skills)」機能へ指示文を移植する。(NotebookLMの活用も有効)
●移行先(他社ツール):ChatGPTの「Custom GPTs」やClaudeの「Projects」でも同様のボットを作成可能。
●費用について:スキル(Skills)機能は基本「無料」で利用可能。有料化の心配はなく、これまで通り運用可能。
まあ準備しておくに越したことはないですね。
私の作ったアシスタントGemについてはこちらをどうぞ。



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