生徒の目標と先生の目標は違う

お盆の期間を良いことに、Podcastの三回目の番組ができました。7分ぐらいです。1.5倍速でも聞き取れると思います。

文字おこしもしてくれるので、音声NGの人は文字を読んでも良いと思います。

https://listen.style/p/naomistyle/tb3gqkm2

私自身が、他の人の実践をみるときに、真っ先にチェックするのが、目標です。この目標で、生徒は本気になれるのか。常に自分に問うています。

目標設定の第一歩:生徒が夢中になる目標を考える
皆さんは、授業でどのように目標を立てていますか?私はまず、生徒がどうすれば夢中になれるのか、どんな目標なら自発的に取り組むのかを考え、その後に、国語として身につけさせたい力を考慮して目標を設定しています。

『源氏物語』を題材にした目標設定の例
例えば、高校2年生の授業で『源氏物語』の「若紫」を扱った時のことです。この場面では、光源氏が自分の憧れの女性に似た少女に出会い、涙を流すシーンが描かれています。この場面に対して、以前、ある授業で掲げられていた目標は「光源氏の心情を読み取ろう」というものでした。しかし、この目標には違和感を覚えました。

生徒を引き込むための目標設定の工夫
「光源氏の心情を読み取る」というのは、確かに重要なスキルですが、果たしてそれだけで生徒は夢中になれるでしょうか?実際、私が教えてきた生徒たちの多くは、このような目標には興味を示さないことが多かったのです。

もし私が目標を立てるとしたら、「なぜ光源氏は涙をこぼしたのだろう?」という疑問を投げかけます。これなら、生徒は物語に対する興味を持ち、自発的に物語を読み進めることが期待できるからです。

目標設定の「二重構造」とは?
つまり、生徒が夢中になれる目標を設定し、その目標を達成する過程で、自然と必要なスキルや知識が身についていくという「二重構造」の目標設定が大切だと思っています。コンテンツベースからコンピテンシーベースへ移行する中で、この二重構造を意識することで、生徒が主体的に学ぶ姿勢を引き出すことができるのではないでしょうか。

あなたの授業目標はどうですか?
皆さんはどのように目標を立てていますか?ぜひ、一度考えてみてください。

https://listen.style/u/naomikurose

コメント

タイトルとURLをコピーしました