
こんにちは。「今日も明日も授業道」、黒瀬直美です。
この記事はPodcast配信の文字起こしデータをChatGPTでnote記事にしてもらったものです。
https://youtu.be/blw7bsGy1nE?si=cYoTO_RkvIg1G-8Z
この番組では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、そしてデジタル教育について、日々の気づきをゆるやかにお届けしています。
今回のテーマは、少し挑発的なタイトルでお送りします。
「時間外労働前提」の教育実践に違和感を覚えた日
もう15年以上前のことです。私が国立大附属校に勤めていた頃、ある研究会に出張で参加しました。
40代の男性教員が、現代文の授業において、生徒一人ひとりに作文を書かせ、それにすべて丁寧なコメントを毎回毎回返しているという取り組みを報告していました。
確かに誠実で熱意ある実践。ですが、私は内心ざわつきました。
当時、私は育児の真っ只中。
時間との戦いの中で、仕事と家事育児の両立に必死でした。
そんな中、「時間外労働を前提とするような」実践報告に対し、思わず手を挙げてしまいました。
「そのような取り組みは、持続可能だったんでしょうか?」
すると、その方はこう返してきました。
「時間外とかを意識していたら教育なんてできませんよ。生徒に全身全霊で向き合うのが教員でしょう」
……私は、この価値観に、完全に違和感を覚えました。
フィンランドから見える、まったく違う教育現場
フィンランドから見える、まったく違う教育現場
同じく附属校に勤務していた頃、フィンランド教育の視察報告会がありました。学力調査PISAで世界トップだった当時のフィンランドの授業風景には驚きが連続でした。
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20人程度のクラスに先生が2人
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授業によっては部屋を区切って半分ずつ指導
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先生は授業以外の校務(担任業務・クラブ活動・公務文書等)なし
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発言は「当たり前」で、先生も「なぜそんな質問を?」と驚くほど
制度も、文化も、教育の根底から違っていました。
世界と日本の「教員の働き方」の差

ざっくりまとめてみました。……とにかく、日本の教員が背負っている「役割の多さ」は異常と言えるほどです。
しかも、ここに「教科指導」以外の業務(担任・部活・書類・研修など)まで詰め込まれ、気づけば我々は1人で4人分の仕事をしているような状態です。
持続可能な教育現場に向けて
もちろん、改革は少しずつ進んでいます。たとえば神戸市では、ついに「部活動を地域へ移行する」動きが年末に報じられました。
若手が育たない今こそ、教員の働き方そのものを見直さなければなりません。
調整手当ての増額だけでは、本質的な解決には至らない。
生き生きと教育に関われる環境があってこそ、子育て世代の先生たちも安心して力を発揮できるのだと思います。
おわりに
今回は「持続可能な働き方」という視点から、教育現場の課題についてお話ししました。
“熱意”や“使命感”だけで乗り越えられない時代に、制度や環境の整備が必要なのは明白です。これからも、一緒に考えていきましょう。
最後までお聞き(お読み)いただき、ありがとうございました。
また次回の「授業道」でお会いしましょう。


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