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今日は、クラスマッチをテーマに、私の思い出をゆるっと語りたいと思います。
やっぱりクラスマッチは、生徒たちが燃えるものですね。最近も、サッカー、ドッジボール、ソフトボールの3つのチームに分かれて、選手を決める過程で、「ああでもない、こうでもない」と生徒たちがワイワイ盛り上がりました。
私も過去には色々なクラスマッチを経験しており、一度は全競技で優勝したことがあります。
それは今から14年前、総合学科のクラスで担任をしていた時のことです。そのクラスはクラブ活動が非常に盛んで、20人の男子生徒のうち14人がサッカー部か野球部に所属しており、残りの生徒もテニス部や卓球部など、体育会系のスポーツに熱心でした。女子生徒も非常に活発で、クラス全体が非常に活気に満ち、時にはうるさいくらいでした。
授業は常に活発で、何かを説明して「分かりましたか?」と尋ねると、「分かりました!」と元気な返事が返ってきたり、すぐに「先生、これが分からないです」と質問が飛んできたりしました。男子生徒たちは時に授業を脱線させようと、「先生、これはどういうことですか?」や「先生は何が好きですか?」などと質問を投げかけてきました。
そうした中、そのクラスがサッカーの試合で勝ち進み、最終的に全勝優勝を果たしたときは、本当に感動的でした。試合終了の笛が鳴った瞬間、生徒たちはサッカーコートの中央に駆け寄り、みんなで祝福の輪を作りました。隣のサッカー部の男子生徒が「先生、行くよ!優勝したら行くよ!」と言って私を引っ張って、その喜びの輪に連れて行ってくれました。その時の興奮と喜びは今でも鮮明に覚えています。
これらの幸せな思い出を語った一方で、教育困難とされる学校でのクラスマッチの経験もあります。
当時私は35歳ぐらいで、子育て真っ盛りの中、高校2年生の担任をしていました。学校は確かに厳しい環境で、多くの生徒が様々な問題を抱えていました。
その中に、休みがちな男子生徒、仮にFくんと名付けましょう。
Fくんは非常に学力が高く、テストの点数は常に90点代や80点代を保っていました。
しかし、彼は非常に内向的で、いつもクラスメートの話には耳を傾けるばかりで、自らはあまり話しませんでした。
彼は身体能力も高く、クラスの中で一目置かれている存在でしたが、問題は彼の頻繁な欠席でした。
頭痛や腹痛、微熱、体調不良など、彼の休みの理由は次々と変わり、結果的に出席日数はギリギリのラインを保っていました。
クラスの他のメンバーは、Fくんがそういう性格の持ち主だと割り切って接していました。文化祭などの学校行事には彼を計画から外して進めることが多くありました。
私自身、何度もFくんと面談を重ね、彼がなぜ学校を休むのか、その理由を探りましたが、彼はいつもニコニコと「はい、そうします」と返事をするだけで、実際には次の日も休んでしまうという状態でした。
ある時、彼の休学があまりにも多いため、彼のお母さんに学校へ来てもらい、事情を聞いたことがあります。
お母さんはとても穏やかで、優しい方でした。聞いた話によると、Fくんのお父さんは彼が小学生の時に交通事故で亡くなっており、彼自身も中学時代はバレーボールで全国優勝するほどの運動神経を持っていたそうです。高校進学についても県内のトップスクールからオファーがあったにもかかわらず、大人の事情でそのチャンスを逃し、本意ではないこの学校に入学することになったとのことでした。そのため、学校への不信感や先生への不信感が強く、本来のポテンシャルを発揮できずにいました。
そんな中、クラスマッチのバレーボール大会がありました。Fくんの参加はほぼ期待していませんでしたが、大会当日、彼は突然現れ、試合直前に登場しました。彼のプレーは圧巻で、高身長と見事な筋肉から繰り出されるスパイクやサーブで点を重ね、見事にクラスを優勝へと導きました。
私は賭けで約束したハーゲンダッツを全員におごる羽目になりましたが、その日の彼の活躍でクラスの雰囲気が一変し、彼もクラスのヒーローとして称賛されました。
そういった難しい背景を持ちながらも、彼がその瞬間、クラスのために全力を尽くしたことは、私にとっても忘れられない貴重な経験でした。それでは今日はこのへんで終わりにします。また次回お会いしましょう。ありがとうございました。



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