
Podcastのハイライト
「教科書を開いて、さあ始めましょう」……そんな言葉が空虚に響く教室で、私は何度立ち尽くしたでしょう。
生徒の目が死んでいる、あるいは騒がしくて声が届かない。
そんな「教育困難」な現場を経験してきたからこそ、私は生徒の心を動かす「導入」の工夫に、それこそ必死で、四苦八苦しながら取り組んできました。
でも、多くの失敗と試行錯誤を経て、今ようやく気づいたことがあります。
それは、どんなに鮮やかな「仕掛け」よりも、もっと根源的で大切なものがあるということ。
今の授業に手応えを感じられず、独りで「空回りしている」と感じているあなたへ。
私の失敗談が、少しでも明日の授業のヒントになれば嬉しいです。
Podcastの概要
皆さん、こんにちは。黒瀬直美です。
最近、自分の授業を振り返って「シラバス通りにこなすだけの、型にはまった授業になっていないか」と日々反省しています。
一方で、かつての私のように「どうすれば生徒がこっちを向いてくれるのか」と、導入の工夫に頭を悩ませている先生も多いのではないでしょうか。
今回は、私がこれまで実践してきた「生徒の主体性を引き出す導入」。
まず、導入には大きく分けて「1時間ごとの導入」と「単元の導入」がありますが、今回は特に「単元の導入」に焦点を当てます。
生徒の意識を学習に向けさせる方法は様々です。
手軽なところでは、アンケートを取って生徒自身の日常と結びつける方法があります。
また、宮沢賢治のような有名作家の名前や、印象的な題名から想像を広げるのも有効です。
時には「教材自体の魅力」だけで生徒を牽引できることもあります。
『羅生門』や『山月記』、『こころ』といった作品が持つ圧倒的な「謎」は、生徒を自然と授業に巻き込んでくれます。
中学生なら『走れメロス』なども、生徒が前のめりになって取り組んでくれる教材ですね。
私が過去に手応えを感じたのは、サブカルチャーの力を借りた実践です。
『平家物語』の学習で、YouTubeにあるアニメのプロモーション動画を見せたところ、生徒は釘付けになりました。
人気声優の起用も相まって、「もう一回見たい!」とリクエストが来るほど、生徒たちは物語の世界に引き込まれていったのです。
生徒の生活にフィットしたメディアと教材を繋ぐことは、主体性を喚起する上で非常に有効でした。
また、偉大な大村はま先生の実践からも学びました。
大村先生は、生徒一人ひとりの「読書に関する悩み」をアンケートで拾い上げ、それぞれに最適な教材を渡すという、今で言う「自由進度学習」のようなことを軽々とやってのけていました。
生徒自身の問いから単元を立ち上げる。
この重要性を痛感し、私も「ナンバー2に学ぶ」という独自の単元を構想したことがあります。
リーダーになれない、2番手の立場の生徒が多い実態に合わせ、史伝を読み解きながら「ナンバー2こそがチームのキーマンである」というメッセージを届けようと試みたのです。
しかし、こうしたテクニック以上に大切な真理に、私は最近たどり着きました。
それは「授業を構成する自分自身が、最高の導入になる」ということです。
どんなに優れたアニメやアンケートも、その土台に生徒との信頼関係がなければ機能しません。
「この先生の授業なら、何か面白いことがありそうだ」という関係性がベースにあってこそ、仕掛けが活きてくるのです。
今、厳しい状況にある先生方もいらっしゃるでしょう。
私も長年経験してきましたが、日々の積み重ね、生徒との信頼構築こそが、少しずつ解決の扉を開いてくれます。
焦らず、まずはあなた自身が魅力的な「導入」となれるよう、一緒に歩んでいきましょう。
この記事はNotebookLMによる文章作成を行いました。
#教育 #国語教育 #授業づくり #主体的な学び #教師の悩み



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