
Podcastのハイライト
かつての勤務校に赴任した時、正直「どうしよう」と途方に暮れました。
学習に後ろ向きで、半ば諦め顔の生徒たち。
校長からは国語科の大改革や探究の立て直し、生徒指導まで命じられ、目の前が真っ暗になったのを覚えています。
でも、そこで救いになったのがICTでした。
「字が下手でも、スライドなら輝ける」。
そんな小さな自信が、一人の生徒の運命を変えたんです。
私が手取り足取り教えたわけではありません。
彼は勝手に資格を取り、放送部をデジタル化し、ついにはメディア系の大学へ。
卒業時、彼が「憧れの人」に私を選んでくれた動画を贈ってくれたとき、不覚にも目頭が熱くなりました。
大人が意図して「自走」させるなんて、実は傲慢なのかもしれません。
教員としての葛藤と、棚からぼたもちのような奇跡のお話、ぜひ聴いてみてください。
Podcastの概要
今回の配信では、「自走する生徒」とは一体どんなタイプなのか、そして教育現場でその火を灯すにはどうすればいいのかについて、私、黒瀬直美の実体験を交えてじっくりお話ししました。
舞台は、私が以前勤めていた高校です。
そこは、勉強や授業に対して前向きになれず、学ぶことを半分諦めてしまったような生徒たちが多く通う、課題の多い学校でした。
私は赴任早々、国語科の改革から総合的な探究の時間(総探)の再構築、さらには生徒指導まで、山積する課題を一手に引き受けることになり、正直パニックに近い状態でした。
そんな中で突破口となったのがICTの活用です。
ICTには、自分の持っている力以上のパフォーマンスを支援してくれる「拡張性」があります。
字を書くのが苦手だったり、絵に自信がなかったりする生徒でも、デジタルツールを使えば、目に見える形で「できた!」という実感が得られる。
これに生徒たちが猛烈にハマったのです。
特に印象的だったのは、ある一人の男子生徒の変化です。
彼は最初はただのスライド作りから始まりましたが、気づけば自ら主体的にデザインを凝らし、プレゼン原稿を練り上げ、クラスや学年の代表として圧倒的なクオリティの発表を行うまでになりました。
彼の変化はそれだけにとどまりません。
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なんと自分で勝手にマイクロソフトの資格を取得し、放送部の活動にもGoogleワークスペースを導入して運用を効率化するなど、まさに「勝手に自走」し始めたのです。
最終的に彼は大学のメディア情報学科へと進学しましたが、卒業の際、私にとって一生の宝物となる出来事がありました。
彼は「憧れの人のライフヒストリー」という課題で私を選び、「この人によって進路が開かれた」という感謝のメッセージを動画で送ってくれたのです。
私自身は、彼を走らせようと必死に苦労した記憶はありません。
むしろ、彼が勝手に伸びていくのを側で見ていた「棚からぼたもち」のような感覚でした。
この経験から、生徒が自走する条件が見えてきました。
それは、その子が持っている「エネルギー」を肯定することです。
たとえそれが「学校に行きたくない」というようなマイナスのエネルギーであっても、自分自身の意志で選択する力がある子は自走する可能性を秘めています。
私たち教員にできるのは、生徒が興味を持った瞬間に飛びつけるような自由な環境を整え、彼らの「個」を認めて励ますことではないでしょうか。
現在の「観点別評価」が本当にその機能を果たしているのかという疑問は残りますが、本来、評価とは生徒を追い詰めるものではなく、「励まし」であるべきです。
生徒の背中を無理に押すのではなく、彼らが自ら走り出したくなるような評価のあり方、そして関わり方について、改めて考えさせられたエピソードです。
この記事はNotebookLMによる文章作成を行いました。



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