
今日のnote記事は、音声入力!
こんにちは、「今日も明日も授業道」黒瀬直美です。
今日は急遽、私がダイレクトに語ったものをお届けしたいと思います。
私がよく使っているのはiPhoneの音声入力です。
今までいろいろな音声入力を試してきましたが、iPhoneの音声入力が1番精度が高くて、たくさんの文章を一度に音声入力してくれるので、大変重宝しています。
今回も2500文字を一気にしゃべりました。
そういうわけで、聞いてください。(笑)
定番教材「であることとすること」で最終課題を予告してスタート

私は先日、高校3年生の論理国語で、「であることとすること」というあの有名な定番教材を終えました。
スタートするにあたって生徒に800字程度の課題作文を書いてもらうということを予告し、「タイトルはまだ決めてないんだけど、おいおい決めていくよ。みんなの書いてくれた文章を読みながら、1番生涯にわたって残るような内容を考えていきたいと思う」ということを話していました。
生徒は最終課題に至るまでに、要所要所で出される200字程度の短作文を一生懸命書いており、その都度6~7人位の作文を選んでフィードバックして、自分の生活について振り返りをさせるきっかけをたくさん持ちました。
最終課題の作文を与えるときの工夫

最終課題は800字以上の作文。
与えるときに工夫をしました。
①タイトルを工夫した。
「君たちはどう生きるか」~であるとするのカオスの中で~

こんなふうにジブリのアニメとか、有名な書物をもじったタイトルにしてキャッチーにした上で、「カオス」という生徒にも、ちょっと刺さる言葉を使って生徒の興味を少しだけでも持たせるような工夫をしました。
②評価の観点を書いた。
どんなふうな作文を私は書いてほしいのかという評価の観点をしっかり添えました。
それについてはまた別途詳しくお知らせしたいと思いますが、しっかり評価の観点を書く事は大事だと思います。
けれど、ここで欲張りすぎて生徒を混乱させてはいけないので、私がこんなふうに書いて欲しいと、こんな風なマックスを目指してほしいと思ったものの、7割程度に絞ることにして、シンプルイズベストで評価の観点を書きました。
というのも彼らは3年生でありますし、試験前でありますし、負荷を少し下げてその分内容の精度を上げてほしいと願ったからです。
③私自身が書いたモデルの文章をつけた。
今までいろんな取り組みを知ってきて、ただ丸投げでは良くないということがわかっていました。
1番生徒が最も書く内容に集中したのは、私自身が書き手となってモデルの文章を書いたときでした。
その際、あまり難しくて出来すぎたものにすると、消化不良起こしてしまいますので、まぁ多少いろんなことを盛り込みたいと思っていても、これもまた6~7割の力でセーブしながらシンプルイズベストでモデル文章を書きました。
④デジタルで書かせる。
手書きでもよかったのですが、やはり何度も繰り返し練ることができ、すぐさま手軽に推敲ができるので、デジタルで処理することに決めていました。
しかもその都度文字数も出るので、指定文字数をオーバーするように生徒自身が字数を確認しながら書くことができるので、大変便利です。
おまけに電子書籍化も簡単にできます。
出来上がった作品は…

個人差はあるのですが、私が最も恐れたAIを活用するのではないかという恐れはあったのですが、検索をしている生徒はいましたが、色々と見て回っているとAIを活用して書くっていう雰囲気はなかったです。
普段から・・・というか2年間書けて彼らの作文を見てきたので、多分、AIで書いていたら、私がわかったんじゃないかなwww
また、授業で完結するように時間配分を考えたし、ゆとりを持って書けるように時間も確保しました。
授業の中で静かに一生懸命集中して書くといった事は大変良かったのではないかと思います。
そしてその集中して書いただけあって、生徒の作文は非常に熱のこもったものが多かったと思います。
集中力がものすごい勢いで発揮されると、整っていない感じ、雑味のある感じが逆に生徒自身の生身の人間性を表しているかのように感じられたりします。
整っていないからこそ高校生らしさが出る。整っていないからこそ迫力やパワーを感じる。そういった作文になりました。
彼らは等身大の高校生として「であるとする」の間の中で、実は自分がどういうことにストレスを感じたり、悩んだりそしてジレンマを感じて、イライラしたりしているのかということを分析し、次にどのように打開していくのか結論が見出せないまま、でもある程度の方向性打ち出していこうという姿が見られたのは大変に好ましく思いました。
この作品は電子書籍にして、テスト返しの時間に生徒全員に友達の作品を読み合う時間を設けようと思います。
特に私が感動した作品は

1学期の最初から続けてきた大単元であったのですが、今回で「あることとすること」の教材を引用するに留めておきました。
でも、私の狙いは実は1学期の最初から読んできた教材と関連づけながら書くということにありました。
しかしそれは非常にハードルが高くて、どう考えてもこれは負荷がかかるだけだなぁと思って、そこまで評価の観点に書かなかったんです。
でもやってくれました。1名の生徒が、以前に習った文章を引用して関連付けて書いてくれていました。
そうやって1つまいた種が一つ一つつながって、実を結んで花が咲いていくなっていうふうに思いました。
これも地面をしっかり地道にコツコツ耕して栄養分を与えてきたその結果だと思います。
じわじわ栄養分を与えていって、生徒が勝手にその栄養分を吸い取って一人一人の花を咲かせたとそういった作文ではなかったかと思います。
決してどこかの文章で読んだようなありきたりの平凡な誰でも書けるようなそういった文章ではなく、その子でしか書けないようなその子の生活体験を背負った文章になったのではないかと思います。
全員が全員ではないですけれどね。
それでは今日はここまでです。読んでくださりありがとうございました。またお会いいたしましょう。



コメント