教壇に立つというのは、大変なことですよね……

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こんにちは。今日も明日も授業道、黒瀬直美です。

この配信では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育について、日々感じたことをお届けしています。

今日は「教壇に立つというのは、大変なことですよね……」というタイトルで、少ししんみりとお話をしたいと思います。


6月は「先生」という仕事の大きな山場

新年度が始まって、2か月。新しく先生になった皆さん、本当にお疲れさまです。

6月って、思い返しても本当にきついんです。祝日はないし、湿気は多いし、生徒たちもそろそろ落ち着きがなくなってきて……。

私も、長い間教員をやってきて、毎年「6月が一番きつい」って感じていました。


教壇に立つということは、想像以上にハード

よくよく考えると、教壇に立つってすごいことなんですよ。

今までの人生で、毎日3時間も4時間も、人前に立って話すことってありましたか?

問いかけて、返ってきた答えを受け止めて、黒板に整理して、またフィードバックする。

その繰り返しを、毎日毎日、何時間もやる。

これって、ものすごく高度な仕事なんですよね。


私の新任時代は……ボロボロでした

正直言います。

私の新任の頃は、本当にボロボロでした。

授業に入れば、あちこちで騒ぐ、勝手に立って「トイレ行っていいですか」と言う、突然大声でふざける。

とにかく、まず静かにさせるところから始まる毎日。

他の先生がちゃんと授業をしているのを見ては、羨ましくて、自分の無力さに泣きそうになることも何度もありました。

怖い先生の真似をしてみても、全然うまくいかない。生徒には響かない。

「どうすれば、授業が成立するんだろう」って、自己肯定感がガタガタになっていました。


それでも、少しずつ、少しずつ

でも、そんな中でも、少しずつ、ほんの少しずつ、自分の中に手応えが生まれていったんです。

「あ、こう言えば、生徒に伝わるのか」

「こう返せば、ふざけている生徒もちゃんと話を聞いてくれるんだな」

そんなことの積み重ねで、少しずつ授業が成立するようになっていきました。

でも、人間の成長って波があるんですよね。

良くなったかな、と思ったらまた崩れる。

でも、そうやって波を繰り返しながら、1学期をなんとか乗り越えていくと、2学期の終わりごろには「なんだか、少しやれるようになったかも」って思える瞬間が増えていく。


教育現場の環境を、もっと良くしたい

それにしても……。

今の教育現場って、本当に大変です。

社会はどんどん複雑になり、子どもたちの課題も複雑化しています。

先生の仕事は、一昔前の何倍も多忙です。

そんな中でも、必死で子どもたちと向き合っている先生たちが、ちゃんと呼吸ができるような環境が、もっと必要だと思います。

クラスの人数が少なくなれば、もっと一人ひとりと向き合える。

教材研究の時間が取れれば、もっと楽しくて深い授業ができる。

そういう教育条件が整ってほしい——心からそう思います。


最後に

このnoteを読んでいる先生。

今、しんどいなと思っている先生。

「明日、もう辞めたい」って思ってる先生。

大丈夫です。あなたはちゃんと頑張っています。

人間が成長するのは、波の中。

苦しいけど、その中で自分が少しずつ育っているんです。

私も、まだまだもがいています。一緒に頑張りましょう。

また、お会いしましょう。


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